第8章 アップロード
Webサイトの問い合わせのフォームを作成しよう
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# **アップロード** *** <br> ## **1・Webサーバー** Webサーバ(ウェブサーバ、英:Web server)は、クライアントソフトウェアのウェブブラウザに対して、HTMLやオブジェクト(画像など)の表示を提供する`サービスプログラム`及び、そのサービスが動作する```サーバーコンピューター```を指します。 サーバーの種類は大きく分けて3つの種類があります。 + ```共有サーバー``` + ```専用サーバー``` + ```仮装専用サーバー(VPS)``` 今回は共有`レンタルサーバー`を利用したページの公開方法を紹介します。有料と無料のものがあり、企業のWebサイトを作る場合は、サーバー会社の広告が表示されず、独自ドメインが使える有料サーバーの方が圧倒的に信頼度が高くなります。個人の趣味サイト以外では有料のレンタルサーバーを使うことをオススメします。 <br> ### **1-2・サーバーの契約** 日本では以下のレンタルサーバーがあります。 + [さくらインターネット](https://www.sakura.ne.jp/) + [ロリポップ!](https://lolipop.jp/) + [ヘテムル](https://heteml.jp/) どのレンタルサーバーもお試し期間が用意されているので、実際に試してみて契約しましょう。 <br> ### **1-3・ドメインの取得** ドメインの取得はすなわち自分のサイトアドレスを取得することです。 ドメイン名は世界にひとつのみであり、他に誰も取得していないものであれば、あなたのオリジナルドメインを取得することができます。つまりドメイン名の取得は早い者勝ちです。欲しいと思ったドメイン名は早めにとっておきましょう。多くのレンタルサーバー会社では申込時にドメインも同時に取得できる場合が多いので、利用してみるといいでしょう。 <br> ### **1-4・ファイルをアップロード** 作成したファイルをWebサーバーにアップロードしましょう。ファイルをアップロードするには、`「FTP」`や`「SFTP」`という機能を使います。`「FTP」`とは「 File Transfer Protocol」の略で、ファイルをアップロードする際に必要なものとして長く使われていました。しかし最近では`SSH`によって暗号化して安全にファイルの転送をする「SFTP(SSH File Transfer Protocol)」が推奨されています。 `「Dreamweaver」`、`「Coda」`、`「WinSCP」`などのWeb サイト制作ツールにはファイル転送が搭載されています。そういったツールを使用していない場合は、別に「FTPクライアント」と呼ばれるソフトが必要です。多くの場合レンタルサーバーの管理画面から、Web上でファイルをアップロードすることもできます。しかし、ファイルの数が多い場合などは、クライアントがあったほうがスムーズにアップロードできると思います。 FTPクライアントでアップロードするには、 + `SFTP(FTP)サーバーアドレス` + `ポート番号` + `ユーザー名` + `パスワード` が必要になります。これらはレンタルサーバーを契約した時に、サーバー会社が用意してくれていると思うので、確認しておきましょう。 <br><br><br> ## **2・FFFTPの使い方**  インストールしたFFFTPを起動させると、下記ウィンドウが表示されますので設定を行いましょう。 <!--graph8-2.png--> <a href="https://i.loli.net/2019/12/06/5mRaueCHTqxb4Bv.png" target="_blank"><img src="https://i.loli.net/2019/12/06/5mRaueCHTqxb4Bv.png" width="40%"></a> 青枠箇所を入力してください。 + ホスト名:接続したいFTPサーバ + ユーザ名:接続したいFTPサーバのユーザ名 + パスワード:接続したいFTPサーバのパスワード + 入力できたら赤枠をクリックしてください。 接続に成功すると、下記ウィンドウが表示されます。 <!--graph8-3.png--> <a href="https://i.loli.net/2019/12/06/zEcuMUJejIikoHS.png" target="_blank"><img src="https://i.loli.net/2019/12/06/zEcuMUJejIikoHS.png" width="40%"></a> ウィンドウの左側(オレンジ色枠)が現在操作しているPCのフォルダ、右側(緑色枠)が接続したFTPサーバのフォルダが表示されています。 この状態で左側から右側へ、右側から左側へ対象となるファイル、およびフォルダをドラッグ&ドロップするだけで、安全にデータのやり取りをすることができます。
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