第1章 Javascriptとは
この章では JavaScript の概要を紹介します。
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# **JavaScriptとは** *** ##**1.JavaScriptの歴史** JavaScriptは開発当初、Webサイトに動きをつけるプログラミング言語です。 1995年、Brendan Eich(https://brendaneich.com/) がNetscape社のエンジ ニアの頃に開発された言語です。 1996年の初めにNetscape2.0でリリースされました。現在では、「IE」や 「Google Crome」、「Firefox」など様々なブラウザーにJavaScriptのエンジ ンが組み込まれています。 ##**2.JavaScriptの主な機能、特徴** * HTMLを操作可能 JavaScriptは,HTMLの部品(リストボックスやラジオボタンなど)にアクセスすることが出来ます。 * クライアント実行 JavaScriptは一度ブラウザに読み込まれた後は、そのクライアントコンピュータ上で処理される。ということで、サーバーに負荷をかけることなく、高いレスポンスで実行されます。 * インタープリタ言語 JavaScriptはスクリプト言語なのでコンパイルする必要がなく、HTMLファイルの中に直接記述する事が出来ます。 * 変数の型が柔軟 JavaScriptでは変数の型が数値と論理型,そして文字列の3つの基本型しかなく、数値間の型変換は自動的に行われ柔軟性に富んであります。 * シンプルなオブジェクトベース 基本的にはオブジェクト指向をとり入れた言語仕様だけど、クラスやクラスの継承といった概念はない。オブジェクトはあらかじめ用意されたものを操作します。 * Java言語に似ている JavaScriptはJava言語と非常に似た文法で、JavaやC、C++を使った経験のある方には馴染みやすく設計されています。 ## **3.HTMLでの応用** + HTMLコンテンツを変更できます。 + HTML属性値を変更することができます + HTMLスタイル(CSS)を変更できます + HTML要素を隠すことができます + HTML要素を表示できます #### **例** [sample1-1.html] ``` <!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>Hello World</title> </head> <body> <script> document.write('Hello World!'); </script> </body> </html> ``` #### **実行結果** Hello World!
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