BDC
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# BDC ## 一、BDC概要 バッチインプットプログラムは、簡単に説明すると「まとめて処理すること」です。<BR> 標準の画面から手入力する値を、プログラムで設定し、標準のトランザクションに引き渡すと共に、標準トランザクションを実行させるということです。テーブルに更新され、各項目を正しい値に設定されます。<BR> ## 二、BDC利用要因、および、目的 * SAP以外のシステムからデータを取り込む。<BR> * 大量データを登録、更新、削除する。<BR> * ユーザで画面を作成の上、バッチインプットプログラムで各項目に値を設定し、標準テーブルの更新を行います<BR> ## 三、バッチインプットの方式 **①バッチインプットセッション登録**<BR> 標準的な方法で、セッションの管理、再処理とエラーを含むセッションの修正のサポート、詳細ログを提供します。<BR> バッチインプットセッションを登録すると、そのセッションは明示的に開始されるまでバッチインプットキュー内にとどまります。<BR> バッチインプットセッションの登録方式のバッチインプットプログラムは次のような処理になります。<BR> BDCへの設定<BR> * バッチインプットセッションの登録(オープン)<BR> * トランザクションコード、BDCの転送<BR> * バッチインプットセッションのクローズ<BR> **②CALL TRANSACTION USING命令**<BR> バッチインプットセッションの場合よりも迅速にデータが処理されます。バッチインプットセッションとは異なり、 CALL TRANSACTION USING では対話形式の修正やロギング機能を自動的にサポートしていません。 **③CALL DIALOG命令**<BR> CALL TRANSACTION USING命令は、バッチインプットプログラムで記述します。<BR> プログラムでは以下のステップを実行する必要があります。<BR> a.処理する Dynpro の必要項目すべてに書き込みます。<BR> b.CALL DIALOG 命令を使用してダイアログモジュールをコールし、 BDCDATA テーブルに渡します。<BR> ## 四、トランザクションコード、プログラムID、Dynpro番号の調査 メニュー「システム→ステータス」を押下すると、画面が表示されます。<BR> トランザクションコード、プログラムID、Dynpro番号が確認できます。<BR> 例:MM03<BR> <img src="https://i.loli.net/2019/10/31/vAplxb6nKqIJtkT.png" width="60%"/><BR> ## 五、トランザクション実行記録方法 「品目照会(第一画面)」を例として行います。<BR> ① トランザクションコード「SHDB」を入力し、Enterボタンを押下すると、「トランザクションレコーダ:概要記録(SHDB)」の画面が表示されます。<BR> ②「新規記録」ボタンを押下し、レコードに適当な名前を付け、トランザクションコードを入力し、“記録開始”を押下します。<BR> ③ “記録開始”を押下すると「登録 勘定コード:第一画面」が表示されます。<BR> ④ 第1画面から第2画面、第3画面へと入力を行いながら「ENTER」キーで進みます。<BR> ⑤ 保存ボタンを押下すると記録が完了します。<BR> ⑥ 記録が確認したい場合、「トランザクションレコーダ:概要記録」の画面から「MM03」を選択し、照会ボタンを押下します。<BR> ## 六、DEBUG調査方法 ①トランザクションコード「/h」を入力し、Enterボタンを押下すると、デバッグしたい機能を起動されました。<BR> ②前画面を戻り、F8ボタンを押下し、プログラムを実行しながら、ロジックを理解します。<BR>
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