汎用モジュール
汎用モジュール
homepage
# 汎用モジュール ## 1 汎用モジュールの概要 汎用モジュールとは、中央の汎用ライブラリに保存される ABAP ルーチンです。<BR> アプリケーション固有ではなく、システム全体で利用することができます。 <BR> ABAP ワークベンチでは、多くの標準汎用モジュールが使用されます。<BR> ツール→ABAPワークベンチ→開発→トランザクションコード「SE37」で汎用モジュールビルダ第一画面が表示されます。<BR> <img src="https://i.loli.net/2019/10/23/fY2oc5D3LxFuKE8.png" width="70%" /><BR> 汎用モジュールを入力して、照会を選択すると汎用モジュール照会画面が表示されます。<BR> <img src="https://i.loli.net/2019/10/23/wRmE4ovlhZjJkUe.png" width="70%" /><BR> **属性**<BR> 分類と処理タイプを記載します。モジュールの機能とモジュールの内容説明などの情報を記載します。<BR> **IMPORT / EXPORT / CHANGING パラメータ**<BR> 汎用モジュールのパラメータです。<BR> Import(入力)、Export(出力)、Changing(入出力)<BR> **テーブルパラメータ、例外**<BR> 汎用モジュールに入出力されるテーブルとモジュールの例外処理です。 **ソースコード**<BR> モジュールのソースコード記載場所です。 **メインプログラム**<BR> モジュールプログラムのソースコード場所です。 ## 2 汎用モジュール使い方 主にプログラムの共通を更新処理するために汎用モジュールを作成します。アドオンABAPプログラムからSAP標準の汎用モジュールを呼び出すことも可能です。 ### 2.1汎用モジュールの呼出 ABAP 命令を使用して、 ABAP プログラムから汎用モジュールをコールできます。<BR> ``` CALL FUNCTION 'UPLOAD_FILES'. ``` ### 2.2汎用モジュールの検索 以下の通り、汎用モジュールまたは内容説明または汎用グループ欄に汎用モジュールを入力して、検索を行い、該当する汎用モジュールが存在するかどうかを確認することができます。<BR> <img src="https://i.loli.net/2019/10/23/ShfiZUQgA7ubD8F.png" width="60%" /><BR> ### 2.2汎用モジュールのテスト 汎用モジュール照会画面からテスト→汎用モジュールテストを実行します。 以下の画面は汎用モジュールを構成するパラメータを一覧表示します。 汎用モジュール[LAST_DAY_OF_MONTHS]は指定月の最終日を取得します。 <img src="https://i.loli.net/2019/10/23/VUWBc54jPrCF7mi.png" width="60%" /><BR> 入力値を使用して汎用モジュールが実行され、その結果生じる Export パラメータの値が表示されます。<BR> 以下のように、指定月(20141123)の最終日(20141130)が取得することができます。<BR> <img src="https://i.loli.net/2019/10/23/MxH6CUKQ7uLOZJj.png" width="60%" /><BR> ### 2.3汎用グループ概念 機能のカテゴリを区別するために、すべて汎用モジュールは汎用グループを指定する必要があります。<BR> *汎用グループ照会方法と汎用モジュール照会方法は同じです。<BR> ### 2.4汎用グループの登録 ①ジャンプ→汎用グループ→グループ登録と選びます。<BR> ②汎用グループ名と内容説明を指定します。<BR> ③保存を選びます。<BR> <img src="https://i.loli.net/2019/10/23/61ZXjeqCNGbrkHc.png" width="50%" /><BR> ### 2.5汎用モジュールの登録 ①汎用モジュールの名前を項目汎用モジュールに入力します。<BR> ②登録を選びます。<BR> ③汎用グループ入力ダイアログボックスで、汎用モジュールを割り当てる汎用グループと属性を入力します。<BR> ④保存を選びます。<BR> <img src="https://i.loli.net/2019/10/23/3bf5Z1CxUjJgIt6.png" width="50%" /><BR> ### 2.6汎用モジュールの異常処理 プログラム処理中、例外が発生する場合、RAISE EXCEPTION命令を使用して例外を出力できる。 ``` CALL FUNCTION 'UPLOAD_FILES' EXPORTING ..... EXCEPTIONS ERROR_FILE = 1 OTHERS = 2. ```
content
戻る